何故X01Tに心を牽かれないのか

X01Tが発売されました。新しもの好きの私ですが、何故か触手が全く沸いてきません。
同様のスライドキーボード付きのスマートフォンとしてEM・ONEが発売された時は、液晶が明るくそして大きいいことに惹かれて、すぐに予約しました。でも、最終的にはスイッチを入れてからデーターが表示されるまでの時間が掛かりすぎることが致命的で、キャンセルしました。(胸ポケットから出してパッとデーターを確認したい)
次に、アドエスが発表されて、W-Zero3シリーズの前2機種を使ってきた私としてはまたまた心を惹かれ、予約一歩手間まで言ったのですが、esと同じ理由(画面が小さい、キーボードを使わない)で長続きしないことが目に見えているので、これも踏みとどまりました。
そして、小さな液晶に半信半疑を感じながらも魅力を感じ、X02HTを購入しました。これは私にピタリとはまり、今はすっかり便利な道具として使い倒しています。
では、何故新しく発売されたX01Tに心を牽かれないのか。
色々と考えてみましたが、どうもスライドキーボードタイプが私には合っていなかった様です。私の使い方は、胸ポケットから出してスケジュールなどをパッと確認することが出来て、メールも片手で打てて、手軽に使えることが大事だったのだと考えています。一方で、スライドキーボードタイプは、電話以外は横にしたり縦にしながら両手で使うことが前提になります。もちろんキーボードとしては、スライドキーボードの方がストレートキーボードよりも格段に使いやすいことは明白です。でも、私の好みでは無かったということです。このことに気付くまでにクラムシェルタイプのザウルスも含めて何台のマシーンを買ったことか。そして、どれも半年程度しか使わず、全てオークションで手放しました。結局1年以上使い続けたのは、キーボードの無いX51vだけでした。(そのX51vスタイラスを取り出すのが面倒くさかった)
ということで、X02HTは"片手で手軽に使う"という私の望んでいた使い方に初めてピタッとはまり、便利な道具として手放せないものになっています。恐らく、GPS付きの同様タイプが出ない限りは、しばらく使い続けることになると思っています。
但し、安定稼働を続け便利な道具になりきるということは、興味の対象からはずれ生活の一部になることだと思います。新しいガジェットを常にいじっていたいという私の欲求からはずれることになるのは何とか阻止したいと考えているのですが。